<道場氏からの手紙>(原文紹介)
毎度!おおまさ親分、ホームページ拝見したよ。写真のヒラマサ63cm、美味しそうやなぁ。
そやけど63cmと言えば、とても(おおまさ)大物とは言えず、どちらかと言えば昨日生まれたばかりのチビマサ又はコマサと世間では呼ぶらしい。
親分も改名すれば、ピッタシ!清水の次郎長親分も喜ぶと思う。
ワシは70cmをヒラマサ。80cm以上をおおまさと言いますが、釣り人のレベルで様々に意見が分かれます。とりあえずおめでとう!
まぁまぁ、ワシ、口の悪さは生まれつきの名人級。これが最大限の誉め言葉なのであしからず。
それにしてもアオリイカ2杯ではさみしいのぉ〜。
今度、ワシと行くか?ケチョンケチョンにしてやる。いや、間違い。親切丁寧にアオリイカ釣りの必釣法伝授いたしますぞよ〜!
プライドなくしてマジメにすれば(親分にはムリな条件)10杯はいえるかも?しかし、それ以上はムリ。後はセンスの問題と海の神様が言っていた。
さてと、本題前のヨタ話し(おおまさ親分の好きな分野)始めますか。
知り合い2人(とても友人と言えない)・小川の江村船長との計4名で千島沖へ出陣。ちなみに、ワシは6月中旬のマイカ釣りから今のアオリイカ釣りまでバカかヒマなのか、それとも好きなのか?自分でもよぅわからん…今シーズンだけで約50回目の出陣。ぜんぶ江村丸。しかも釣り場もぜ〜んぶ千島沖。よう飽きもせんで行くもんや…と感心。
そんなこんな具合なので、ワシも色々工夫しとるんやでぇ。
笑うなよ、このワシが音楽、江村丸にCD機材を着けて好きな歌手の歌を聞きながらイカ釣りを楽しむ。これが幻の必釣法のひとつ?
しかしここで最悪の問題発生、江村丸の船長コテコテの演歌大ファン、ワシはこれでも(みんなに笑われている)バリバリの洋楽ファン
特に金髪の女性シンガー(美人)なら誰でも大好き!!
音楽に国境などないと思っていたが、江村丸の船長には…
おまけにお気に入りの歌手の歌を聴けばマイク片手に歌う始末。
これでは釣れるイカも釣れる筈がない。
ご本人は美声でNHKののど自慢に出演して賞をもらった事があると言っているがワシは信用してない
もう一つおまけに江村丸船長いわく、「これワシの船や演歌しか聞かん」だとぉ〜!
何じゃぁそりゃぁ!(ワシがCD機材着けたのに)ムカツクがしゃあない。こうなったらもう一台(CD)着けなぁアカンわ。
しかも後方のトモにこっそりと…これで文句は言わせんつもり…がははは!
まぁ、今時の日本、平和でいい国だなぁ?と思ったひと時でありました。はい。
毎回このような低レベルなケンカ?をしながら、アオリイカ釣りの為なら…と我慢しながら最悪、いや!最高のメンバーで行く事になった次第。
・・・まずは今回の釣行メンバーの紹介・・・
★Aさん(脇役)・・・これで何回目か忘れたけど、何回来ても進歩がなく魚もイカもよく逃がすし動作がトロい。マイペースな京都人。
★Bさん(脇役)・・・今回が初めて。磯釣り専門でイカ釣りをバカにしているデリケートな地元の人。
★江村丸船長(準主役)・・・マイカ釣りは超名人級。しかしアオリイカ釣りは迷人級で音楽は演歌しかない(千島より遠くへは行かない)世間の狭い?(言い訳オヤジ)
少しは誉めておきまひょ…小川の漁師仲間ではダントツの名人級!(今シーズン、1人で行ってアオリイカ140杯釣り上げた事もある、訳のわからないオジサン…これホンマの話し)
★ワシ(主役)・・・お待たせ、口は悪いが意外と小心者。何回来ても必ず船酔い止めの薬を飲むし、余程の事でもない限り食事が出来ない、もっとも進歩のない山奥の住人(ただしお茶くらい飲めるわい)
さぁいよいよ幕開き!はじまり、はじまり〜!いざ出陣!
10月8日
いつもの時間、PM7時頃出船。今日も星さんキラキラ、波はなし。全員大喜び(船長も含めて波には弱い)で情けない話し。
船長のいつもの第一声「今日はどこ行くや!」そんな事、言われんでも分かっとる!千島周辺。Aさん、Bさん、それにワシら完全に無視。しばらくすると「西に行く」これが船長の大サービスなり。(事実、千島より西方は日頃波も荒く、海底のシモリも荒い為にアオリイカが大きい)
約15分で現場(ポイント)に到着。これからが船長のウデの見せどころ。魚探で海底の状態を探る。「ヨッシャ〜!アンカー降ろすわぁ」好きにしたらぁ〜、アンタの船や。
Aさん前左舷、Bさん前右舷、ワシはいつもの指定席の後方(トモ)へ。仕掛けはセットしてあるので、早速第一投。まずは右舷より底まで沈めて3ヒロ上げてシャクリ。次に左舷より竿をもう一本。同じく沈めてシャクリ。さぁ戦闘開始!ワシは両手に2本竿。つまり二刀流。
「ヨッシャ!乗ったでぇ!!」なんと言う気持ちのいい響き。やっぱりワシが1杯目ゲット!何でもやっぱり1番がいぃに決まっている。
船長、ようやく仕掛けをセットし、ワシに早々第一声。「コラァ反則やどぉ〜」よく言うわ、ワシら2人にルールなどまったくない。仁義なき戦いや。
ざまぁ見ろとワシは完全に無視。おもろいルンルン気分。
続けてアオリちゃん2杯目が乗って来る。今日も順調!シャクリパワー全開!
船長に「アンタ、まだよう釣らんのか?」といらぬチョッカイを。今度は船長が無視。ワシ6杯目を釣った頃、船長が(ようやく1杯目)続けて反撃開始。「ワシのイカは大きい」(胴長30cm)と負け惜しみ。
「数釣ってりんぼ!」と即、返答。これこそ心理作戦なり(ホント)
しばらくして前左舷のAさん1杯目を釣り上げる。やっぱりいつもの音無しの無言。まったくのマイペース。好きにせえやぁと冷たい目で見たような見ないような…ワシの記憶にない。
さてと、問題はBさん、まだボーズ。このメンバーで手取り足取り、シャクリのテクニック教える人はワシしかおらんので親切丁寧に伝授する事に。本当は優しい人間と思わせるのがワシの奥義ナリ。
実はこの船の船長が負けるのを見たいからで、特にBさんの場合、今回が初体験。従って初心者に負ければショック度が激しい。前回は大成功!今回も同じように作戦開始。
これがアオリイカ釣りの次におもろい楽しみ。ワシの思った通り、このBさん(実は若狭堂釣具店さんのスタッフ)さすが基本的なテクニックなど飲み込みが早い。
いやぁ〜困ったで〜こりゃぁ。このBさんバカツキの一人舞台。無敵のアオリイカ6連杯。確変、連チャン、大フィーバーであります。
今度はワシがヤバイ(大変自慢しますです)未だ誰にも負けた事あらしまへん。ここまでの不敗記録を死守すべし!
必殺の口攻撃開始。エギはこれが良く乗ると言って貸し出し、オモリは軽くした方が良いとか、ハリスは細くした方が良いなど、ウソばかり。ワシの芸人や役者並みのテクニックでイチコロ
おまけにワシらの会話を見聞していたマヌケな二人、ドップリ首までハマル。
これで船長、Aさん…The end気の毒、目の毒、口の毒。アオリイカ釣るより簡単。ラクチン、先に言っておきましょ!ゴメンナサイ。
後はBさんだけ。6杯対6杯のデットヒート
ちなみに参考まで、Aさん1杯、船長2杯なり
ワシ先に7杯目ゲット ヨッシャ〜!イタダキ!!
あらあら!今度はBさん7杯目を乗せる。おヌシ出来るなぁと思ったら変な動作をしている。Bさん「急に引きが強くなった」と必死にやり取りしている(ほとんど綱引き状態)。
船長、笑いながら「地球でも釣ったんやろう!なんぼアオリが引く言うてもそんなに引かん!」冷たい返事。
Bさん、「あぁ〜あぁ〜大きかった」興奮気味。めでたくバラシ(合掌)
Bさん、今度は頭のヒューズ、プッツン!「なんぼ初心者でも根掛かりかイカかわかるわい!」ワシには判る。あの船長の笑い顔、100%信用しとらん。
よせば良いのにBさん「これ見てみいやぁ」針の延びたのを見せる。これまた悪効果「アオリ程度で延びるかい」120%信用しなくなった。
Bさんのバラシた後、全員の竿ピクリともしない(約20分)船長が場所変わろうか、全員納得しながら竿を上げる。
その間に仕掛けを点検してタバコを一服。すると船長の怒鳴り声。何じゃぁ〜!「大きいタルや!」なるほど、水面まで1m。マル見え。どう見ても胴長70cmはある。目方にすれば10kg前後か?どうする事もできん
Bさん、「ワシ、あれ掛けたんと違うか」?
船長「うんん〜」50%信用した模様。
見なくていいタルイカのお見送りをしてもらい次のポイントへ。
まったく腹が立つ。石でもあれば投げてやりたいものを…とメンバーの一人一人が思ったに違いない。もしかしてワシ一人か?
しばらくして、アンカー降ろして仕切り直し
さぁ〜て、またまた、お先に失礼の必殺技バージョン。早い者勝ち釣法と言う、つまりポイントが変わる毎に誰よりも先に仕掛けを降ろす単純なやり方(80%以上成功)。
やはり、アオリイカが乗って来た。ワシは偉いと思いつつ8杯目をゲット。Bさんがワシの顔を見てニタリ。悪い予感、やはり7杯目を乗せている様子。
久しぶりに登場してもらいまひょ。船長、Aさん、まったく出番なし。
ワシの有難いお言葉でも聞かんかい
「お〜いお二人さん大変素直でよろしい」と一言。
船長、今度はワシに「何でBさんにテクニック教えた」とブツブツ、いつものボヤキ節
いつものパターンで必ず出る文句に今日は「体調悪いので、ヤル気起こらん」ですと。オマケに「ワシのプライド傷ついた」と言ったなら、まず一週間立ち直れましぇ〜ん。
かわいそう、いやいや、ダメダメ、その手に乗っては相手の思うツボ。ここいらがアオリ釣りは迷人級と言われる一例でありまして(大変よく似ているおおまさ親分どう思います〜かぁ〜かぁ〜ハイ判ります、カラスの勝手でごじゃりますか)
ワシも船長の悪口ばかり言ってもいられないのでここで説明を
船長の竿出している場所、一番狭い通路で、前方のAさんと後ろのワシの挟み撃ち。ここでは100%釣果が上がらないので、ご理解を!ワシでも結果は同じ。つまりこれも必釣法のひとつ
釣り座は前か後ろの端、とにかく海へ落ちない程度の端
マイカ釣りは4〜5名がベスト アオリ釣り3〜4名がベスト
誠に簡単です。誰にも出来ます。江村丸でのアオリ釣りの定員3名、空席後1名、船長とワシとで面接アリ…合格する人、この日本に居るやろか?もしかしたらおおまさ親分なら?(しかし技術面で不合格やろか?)
さてさて、いよいよクライマックス いやいや違う
もう一つ上のハイライト
はて?問題、ワシ何杯目やったかのう?しばらく休憩
ホンマに10分経過…そやそや9杯目や左舷の方にアタリあり
ワシが愛用する腰抜けロッドにゴッキンとアオリイカ乗っちゃった
オヨヨ!今度はかなりの良型 ゆっくりゆっくりご機嫌さん、と独り言
船長に邪魔や!偉そうに
イケスの所に向かう途中、アレ?おかしい(底より10m上)何かに引っ掛かった、アチ!アチ!アチッチ!必死のパッチ!
5m程強烈にラインが出て行く ちなみにリールでやり取りしていない為、モロに手が火傷状態 なるほどTHE WORLD 先程のBさんと同じアオリイカにタルイカが食いついた
ワシの鋭い頭のてっぺんにビリビリ電気が走る むむ〜テレパシー受信(おおまさ親分も毛がないから鋭いやろ?すまん、言い過ぎた…)
こうなったらワシの華麗なる?テクニックとハッタリでヤッタローやないかと思うが、まったく余裕などなし。
船長に「タルや!」と言うのがやっと。ラインを出したり取り込む度にかわいいオテテが悲鳴。何とかオモリまで見えるがタルイカ見えず。
さぁ、あとハリス3ヒロ。船長に「ゆっくりゆっくりムリするな」と言われるが、バラセ!バラセ!と悪い方に聞こえる。何しろ日頃の行いが悪すぎる。なんせ6月頃のマイカ釣りからアオリイカ釣りまですべて下品な勝負
お互いイカに関して数・大きさにはうるさい二人。良い意味でのデコボコ・コンビ。宿命のライバルと思っているがアンタは漁師、ワシは客人、単なる釣り人やないけぇ〜と言いたいが、まだ言ったことはない。いつか勇気を出して言おう!
話しが少しそれやんしたが、あと3ヒロ、2ヒロ、1ヒロ…と秒読み段階のヒヤヒヤもので、そしてらタルイカの野郎、スミを大噴射!全開・満開・フルスロットル!幸い海の中なので、ワシら2人災難ナシ。しかし何にも見えず視界0m。真っ黒けのマックロケ…シャレにもならん。
ビックリこいた!突然、巨大なタルイカが水面まで浮いて来た。アレレ?この時すでに我輩のエギから逃げていた。しかし不思議な事にアオリイカは無事。やはり胴長30cmはある。とりあえず9杯目ゲット。さぁ〜てこれからが大変。チビタモにタルイカを入れようとするが胴体半分程しか入らない。
このタルイカには悪いが自分の吐いたスミで酔っぱらい状態のバカイカ。1回目は失敗。そして2回目もダメ。あぁ〜ダメだこりゃ〜と思いつつギブアップ寸前、船から少しずつ離れて行く。これこそ「冷やかしお断り」の心境やでぇ。
しかし、そこはワシら強運・悪運の持ち主。天は我らに味方、いや、この場合は海の神さんが味方か?
こんな事があれば船長はしぶとい。悪く言えばしつこい性格。並みの神経回路ではない。感心感心!
今度は後方のトモへ泳いで来るではないか!なんじゃ〜?!ひょっとしてこの船長、超能力でもあるんか?それとも単なるバカイカなのか?
この際、どうでもいい。今度こそ3度目の正直。この時ばかりはワシも心から応援を、こんな事、今までなかったはず。少なくともワシらの間では皆無に等しい。やっぱり迷コンビなのか?
お見事!チビタモに胴体半分しか入らないが船上に無事、現行犯逮捕。船長もワシもクタクタ、体力消耗激しい状態。フウ…フウ…はい、ご苦労さんでした。
ちなみにワシの戦傷記録、右手指3本、火傷及び切り傷の軽傷…労災下りるやろか?!
それにしても我ら仲良しコンビ?右往左往、ドタバタ劇を演じている時、他のAさん、Bさんは知らん顔。黙々とアオリイカ釣りに夢中。おまえらぁ〜えぇかげんにせぇ〜!…やっぱり、おまえらとは永遠に友人になれん。知人も危ないかも知れん。いつの日か復讐してやる、必ず!
当日の釣果及び戦利品を参考までに…
Aさん:3杯(凡戦・ヘタ)
Bさん:10杯(善戦)
船長:8杯(迷戦)
ワシ:14杯(苦戦・戦傷)
合計 アオリイカ35杯に、おまけ、タルイカ(胴長65cm・9kg)
まだまだ続く、ワシの不敗珍戦と思いきや、船長いわく、「このタルイカ、一応二人の共同作業で釣ったので半分ずつアオリイカの目方に換算して数に入れようか…」だって〜!
やっぱりワシらの勝負、いつまでも続くみたい。
マジで言ったか?ジョークで言ったか?やはり並みの器ではない。
ワシも不敗珍戦を改名して、無敵珍戦にしよう!う〜ん、決まり!
※おおまさ親分、ぜひ参加を、あなた様しか居らん!?我ら無敵コンビに勝つのは、日本広しと言えども国宝クラス?のあんただけ!
江村丸 TEL 0770−47−1520
携帯 090−5171−1921
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